こんにちは、シャムパパです。本テーマですが、連載でお届けすると言っておきながら、前の投稿から随分期間が空いてしまいました、すみません。。
前回は保育園とは、保活とは、といった一般的なお話をさせていただきましたので、今回は実際に我が家が行った保活の様子についてご紹介できればと思います。
保活開始から現在までの活動履歴(時系列)
状況でいうと申し込みを終えて無事に我が家は合格をいただいたところです。いったん活動履歴の概要を時系列でまとめますね!(年はすべて2024年)
6月 長男誕生
7月22日 保活開始。役所を訪問し昨年度の資料を受領
~7月31日 候補をピックアップ
8月6日~23日 候補の園を見学
9月7日 自治体主催の説明会
10月21日 非認可保育園への申し込み完了
11月6日 認可保育園の申し込み締め切り(申し込みせず)
11月29日 合格通知受領
以下でひとつづつ細かく解説していきます。
①役所訪問
自治体の子ども家庭支援課を訪問させていただきました。次年度の入園に関する正式な案内開始は9月上旬からということでしたが快くご対応いただき感謝です。。!昨年度のパンフレットや各園の倍率情報などをいただきました。特に参考になったのは以下の4点です。
・倍率は多いところで10倍以上の園もある
・とはいえ母数が大きくないので、年によって傾向が変わることもあり運次第なところもある
・合否は自治体独自の指数によって採点されて決定し、各家庭でできる努力や工夫の余地はほとんどない
・0歳4月入園よりも、1歳4月入園の方がハードルが高い(倍くらい)
付け焼刃の工夫ができないからこそ、情報をしっかり集めること、手続きを正確に期限内に済ませることがポイントだね!
②入園申し込み候補のピックアップ
このタイミングでは認可、非認可合わせて12園を入園申し込み候補としてピックアップしました。ピックアップの際に基準となったのは以下の要素です。
- 家からの距離、ルート
- 保育料
- 営業時間
- 運営元はしっかりしている組織か
- 施設は古すぎないか
- 施設の室内と庭の広さ
- 保育士(子供一人当たりの数、経験年数、昨年の退職者数)
- 運営方針(教育、食事、etc…)
- 倍率が低すぎないか、第一希望の人多すぎないか
- 保育士の就職において人気かどうか
情報は、自治体から頂いた情報の他、各園のホームページや保育士の就職情報サイトを元にリサーチしまとめました。このタイミングで意識したのは理屈だけで園を評価しきらないことでした。実際に見学してみての雰囲気も大事にしたいと考え、できるだけ幅広くピックアップしました。唯一の足切りとしたのは「家からの距離」で徒歩20分以上は無理と考え、候補からすべて外しました。またホームページから情報がほとんど得られなかった園も、「入園後のコミュニケーションにも不安」と考え候補から外しました。
希望の園に落ちる可能性も高いからこそ、広く候補をあげておくことが重要!シャムパパの住んでいる自治体では第10希望まで申し込みできるみたい。
③園見学
ピックアップした園をその時点で感じている好感度で仮の順位付けします。全部見学に行くのは大変なので順位の高い園から直接電話でアポを取り、見学させてもらうことにしました。我が家では最終的に認可6園、認証1園、非認可2園の計9園を見学しました。園によっては正式な見学は9月以降というところもあったのでタイミングはもう少し後でもいいかもですが、早い時期に見学することでじっくり見学や質問をすることができました。非認可は独自の審査基準を持っているので、早めに見学することで意識の高さをアピールできるかもしれませんね!園見学のポイントは以下の通りです。
- 何を聞きたいか事前に整理しておく
- 建物や庭の広さを確認する
- 実際に園までのルートを確認して毎日往復できるかをイメージする
- 先生たちと園児たちの様子をチェックする
- 壁にかかっている掲示物や備品(おもちゃの種類、量、寝具etc…)の具合
- 清潔感はあるか
- 部外者を排除できるセキュリティはあるか
園児の様子を見ることで園の運営方針が垣間見えることもあるよ!
例:イキイキ➡子供の意思を尊重 ピシッ、キリッ➡規律を重視
ホームページなどには載っていなかった細かい情報は直接聞けるように準備していきましょう。いろいろな園を見学しているうちにどこの園の情報かわからなくなってしまうので、メモを持っていけるといいですね。僕がよく聞いていたのは以下のようなことです。
- 連絡帳や写真などを共有するようなツール、アプリはあるか
- オムツのサブスクは導入されているか(オムツは持ち帰りか)
- 異年齢保育を取り入れているか
- 入園に際して用意する物や、日々の持ち物はどのようなものがあるか
- 持ち物を預けて置けるロッカーやベビーカー置き場はあるか
- 1日の過ごし方はどのような流れか
- 英語やリトミックなどの教育はどの程度取り入れているか
- 室内、室外で遊びはどのようなことをしているか
- 先生同士の間での決まり事や子供への接し方のルールなどはあるか
- 延長保育の有無と金額
- どのようなイベントがあるか
他にもアレルギー対策とか確認した方がいいことはたくさんあるのですが、割と一通り説明をしてくださるので、上記の質問項目を押さえておけば大丈夫かと思います!簡易ですがメモ用のPDFを置いておくので必要に応じて印刷して使用してください。
せっかくの見学なので、言葉だけじゃなく5感で感じたことをメモしておこう!
④自治体主催の説明会
こちらはマストではないですが、予定が合うならば参加しておいた方がよいかと思います。内容としては基本的な説明が中心になるので、もし参加できなくても案内の冊子等を読み込めば十分ですが、今年の申し込み用の資料を受け取れるほか、昨年からの変更点などを教えてもらうことができました。
事前に相談できておらず説明会にも予定が合わない場合は早めに個別相談を予約しよう!動き出しは早い方がいいよ!
⑤入園申し込み先の検討~非認可園への申し込み
我が家はここで不必要に時間をかけてしまいました。園見学の結果、優先順位が確定し、家から最寄りの非認可園が1位になりました。自分たちでも意外な結果になりましたが、小規模保育で丁寧に面倒を見てもらえそうなことと、勤め先と提携していて保育料が認可の半分以下だったことが大きかったですね。施設がキレイだったのと先生や事務の方も優しそうで好印象でした。
順位は決まっていたのですが、油断して少し温めてしまいました。。結局申し込みをしたのは10月の中下旬、その園は審査を月一で行っているらしく、「10月はすでにたくさんのお申し込みを頂いてる」とのことで失敗したなーという感じでした。せっかく早め早めで動けていたのに最後の詰めが甘く反省です。。例年11月にはもう翌年の定員が埋まってしまうようです。(認可に決まった人がキャンセルすることはあるみたいなので、以降はキャンセル待ちになるみたいです。)
予防接種とか検診とか他のやることも次々に発生するから、早め早めの行動は鉄則だね!
⑥認可園の申し込み見送り~非認可園の合格通知
認可保育園の中にも家から近くとてもいい園があったのですが、結局見送ることにしました。理由の一つは保育料の高さ、もう一つは第一希望の非認可に「専願」をお伝えすることで審査にプラスになるかも、ということでした。非認可園がダメだったら0歳のうちは保育園に預けずに自宅で面倒を見るという判断になりました。結果として非認可園から合格を頂けたので、我が家の保活は終了いたしました。結果論ですが、早めに保活を終了できたことで他のことに時間をさけたり、仕事の復帰に向けた心配が減ったりとメリットが多かったです。これも非認可園を選ぶメリットかもしれませんね。
認可園の場合は1月の下旬ごろに合否通知らしいので、保活はまだまだ続くかも。。
まとめ
連載の予定でしたが、思わぬ形で早くも保活が終了したので2回目にして連載は今回が最終回です!(更新頻度を上げて今度はちゃんと連載できるように頑張ります。。)まだ保活が続く方も、来年以降保活に臨むという方も是非この記事を参考に、希望の園への入園を果たしてください!微力ながら応援しています!